○○花をもらってビックリした話&海外で贈るとタブーな花は?

こんにちは、英会話教室Real English Now! Himeji 事務局です。

このカテゴリー(事務局ブログ)では、英会話と関係ないプライベートな話を書いていますが、関連した英語フレーズや単語なども少し入っていますのでよければ読んでみてください^^

 

今回は、先生が摘んできた花のことで「えッ?!」となった話で、「ほっこりする」を英語で何て言うか?に触れています。

記事の後半は、「日本でお祝いに贈らないほうがいい花」「海外で贈るとタブーな花」「世界各国の縁起の良い花」のざっくりとした概要を書いていますので、目を通していただければと思います。

文化の違い

先生は天気の良い日は、近くの川辺まで散歩に行きます。わりと日課になっています。自然の中で英会話レッスンの構成を考えたり、作曲のアイデアやインスピレーションを感じたりするためなんですね。

 

散歩中、道端や土手に咲いている可愛い花たちを摘んで、小さな花束にして持って帰ってくるのですが、それがなかなかセンスよくまとめてあって、毎回ほっこりした気持ちになります。

 

花の写真
ある日の花束

 

「花屋さんでも向いてそうだね~」とおだてると気をよくしています。

 

余談ですが、「ほっこり」という言葉は、「ほのぼの、心温まる、癒される」という意味で使われますが、本来は京ことば(京都の方言)で、「疲れたけど心地よい満足感がある」という様子の「疲れた」という意味らしいです。

 

 

ある日も散歩に出かけ、いつものようにニコニコ顔で戻ってきた先生。「今日もきれいな花をみつけたよ、これ!」と意気揚々。

 

で、差し出したその手に持っていたのは・・・

 

なんと、真っ赤な彼岸花!!

 

えッ!? 

 

たしかに、き、きれいだけども…(;’∀’) 「ありがとね~、でもね~」と苦笑いしながら受け取りつつ、複雑な心境の私。

 


そのとき頭に浮かんだのは昔見たテレビ番組でした。国際カップルの特集で、「文化の違いにびっくりしたことは何ですか?」というもの。

ある外国人男性と日本人女性のカップル。女性が言ったのが、その男性から「誕生日に菊の花束をもらったとき」という話を思い出したのでした。

 


彼岸花も菊の花束も、日本では贈り物としていただくと、目が点になりますですね。

 


彼岸花はそのあと、摘んだ場所にもどしに行きました。ずいぶん前に彼岸花のことは話したことがあったはずですが、すっかり忘れていたようで、花を見て純粋に「きれいだな」と思ってのことだったという出来事でした。ちなみにその後も平和に暮らしています^^

 

「ほっこりする」って英語で表現できるの?

「ほっこりする」とは、心や体が温まってほっとする、癒される・微笑ましい気持ちになるという意味の言い回しだ。
出典:https://www.weblio.jp/content/%E3%81%BB%E3%81%A3%E3%81%93%E3%82%8A

 

「ほっこりする」この気持ちを英語では次のように説明できますが、会話ではあまり使いません。別の言い方になります。

・To feel warm inside.(中が温かく感じること)

・To feel appreciated.(感謝を感じること)

 

もっと簡単に、「To feel happy.(幸せを感じること)」でもOKです。

 

「ほっこりする」という気持ちを会話で言いたいなら、シンプルに「Thank you that’s very nice!」で十分通じます。

ポイントは、日本語の表現をそのまま英語に訳さなくても、伝えたい気持ちを表情やイントネーションで表しながら、簡単な英語で伝わるということです。

 

 

ここからは、「日本でお祝いに贈らないほうがいい花」「海外で贈るとタブーな花」「世界各国の縁起の良い植物」について、ざっくりとした概要を書いてみました。

お祝いに贈るのはふさわしくないとされていても、縁起が良かったり素敵な花言葉を持つものもあります。花の色によっても違いがあるようですが、全般的な花言葉を書いています。

また、重要なこととして、同じ花であっても、国が違えば文化・風習などが全く異なることがあります。良好な人間関係のためにも、知っておくと役立つ時があるかもしれませんネ。


日本でお祝いに贈らないほうがいい花

彼岸花(ヒガンバナ)

英語名はRrd spidre lily
・死や火事を連想させるため贈らないほうが良い。同じ理由から新築祝いに赤い花を贈るのもよくない。
・花言葉は「情熱」「悲しい思い出」「あきらめ」「再会」

菊(キク)

・英語名はChrysanthemum
・葬儀やお供えに使われることが多いため、お祝いにはふさわしくないとされている。
・花言葉は「高貴」「高潔」「生命力」

椿(ツバキ)

・英語名はCamellia
・花が首ごと落ちることから、武士の首が落ちることと似ているとされる。
・花言葉は「気取らない優美さ」「控えめな素晴らしさ」

●百日紅(サルスベリ)

・英語名はCrape myrtle
・運気が落ちることを連想させるため。
・花言葉は「愛嬌」「不用意」

●藤(フジ)

・英語名はWisteria
・不治の病や運や身分の下がりを連想させるため。
・花言葉は「優しさ」「歓迎」「恋に酔う」

●枇杷(ビワ)

・英語名はLoquat
・古くからの言い伝えなどから病人を呼ぶというイメージがあるため縁起が悪いとされる。
・花言葉は「あなたに打ち明ける」「密かな告白」

鉢植え

お見舞いにはふさわしくない。鉢植えは根付くことから「寝付く=病気が長引く」を連想させるため。


海外で贈るとタブーな花

ドイツ:Germany

・チューリップ:Tulip
・無情の花や絶交を意味するため。

イギリス:England

・百合(ユリ):Lily
・死を意味するため。
※正式な国名は「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」略称「UK」です。

ロシア:Russia

カーネーション:Carnation
・黄色の花
・別れや墓前に供えるお花とされるため。

中国:China

ジャスミン:Jasmine
・別れをイメージさせてしまうため。

 

世界各国の縁起の良い花

中国:China

桃の花:Peach blossom
蓮の花:Lotus flower
菊の花:Chrysanthemum
竹:Bamboo
梅の花:Plum blossom
蘭:Orchid

日本:Japan

桜の花:Cherry blossom
松:Pine tree
竹:Bamboo
梅の花:Plum blossom
菊の花:Chrysanthemum

韓国:Korea

薔薇(バラ):Rose
牡丹(ボタン):Peony
菊の花:Chrysanthemum

インド:India

マリーゴールド:Marigold
蓮(ハス):Lotus

イタリア:Italy

蘭(ラン):Orchid
百合(ユリ):Lily
薔薇(バラ):Rose

フランス:France

鈴蘭(スズラン):Lily of the valley
蘭(ラン):Orchid
百合(ユリ):Lily
薔薇(バラ):Rose

オランダ:Netherlands

チューリップ:Tulip
花言葉は「幸福」「愛の芽生え」「誠実な愛」

 

あとがき

チューリップはドイツでは贈ってはいけないとは、縁起が良いとされるオランダと反対なんですね。

贈る際には、花の種類・色・花言葉・名前の由来などを考えながら、喜ばれるものをプレゼントしたいですね。

 

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