先日、総合病院に行く用事があってロビーで待っていた時のことですが、病院のモニターを見ていると、マイナ保険証に関することが表示されました。
それを見た先生は、「未成年用の保険証のこと?」と言ったり、「鉱員さん用の保険証のこと?」と言うんです。何のことか聞くと、「マイナってminorかminerのことかと思った」と、半分ジョークで言ってました。
英語でマイナとは?連想する2つの言葉
ひとつは「minor」で、「未成年」という意味があります。
もうひとつは「miner」、これは「鉱員」のことをいいます。
鉱員とは、鉱山で働く労働者のことです。鉱山はmine、そこで働く人をminerと言います。
日本では言葉を省略することが多い
「マイナンバー」→「マイナ」のように、日本ではあらゆる言葉を省略することが普通(多い)ですね。
最近では「ふてほど」っていう略語が新語・流行語の年間大賞になっていますが、ニュースにならなければ何のことかさっぱりです。
英語では日本のような省略の仕方をしませんから、日本語が読める先生がマイナ保険証の【マイナ】の文字を見た時に、「minor/miner専用の保険証が新たにできたのか?」と連想したのもわかる気がしますね笑。
マイナンバー(個人番号)は海外で通じる?
日本では「マイナンバー」=「個人番号」ですが、この「マイナンバー」は日本流の使い方(和製英語)なので、個人番号という意味では海外の人には通じないですね。
カナダでは、Social Security Number (社会保障番号)といいます。この言葉はよく聞くので知ってる人も多いのではないでしょうか。
アメリカでは、Individual Taxpayer Identification Numberといいます。どちらも税金用だけの個人番号です。
英語で「My number」といえば、「Do you know my number?(わたしの電話番号を知ってますか?)」のように、「My number」=「電話番号」の意味で使います。
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